2020.11.15
11月14日、2020シーズン全日本モトクロス選手権 第5戦 決勝レース日を迎えた。朝の冷え込みはあったものの秋晴れの良好なコンディション。
IA-1クラスは15分+1周の3ヒート制のレースでHonda Dream Racing Bells 山本(#400)が総合優勝。Bells Racing 小島(#44)は総合7位。IA-2クラスは30分+1周の2ヒート制、Bells Racing大城(#36)総合2位でMFJ-GP HSR九州大会を締めくくりました。
山本が好スタートを決め、オープニングラップを2位を通過。そのままトップ争いを繰りひろげながら周回を重ねる。レース中盤にトップ争いの中で走行ラインがクロスした瞬間に軽く接触し転倒。4番手でコースに復帰。走行を続け順位を1つ上げ、3位でフィニッシュ。
小島は難しいポジションからスタート。接触などもあり、オープニングラップ21番手という状況から追い上げるレース展開へ。猛烈なペースで周回を重ね、7周目に10番手までポジションを上げる。続くファイナルラップではさらに順位を上げることに成功し、8位でチェッカー。
山本が2番手で第1コーナーへ飛び込む、スタート後の混戦を上手く抜け出しトップでコントロールラインを通過。2周、3周とハイペースで走行を続け、逃げ切る展開をつくりトップでチェッカー。チャンピオンシップのリードを着実に広げる。
小島も好スタートで3番手で第1コーナーへ。4台で3番手を争う形でオープニングラップは4番手。2周目に3番手。そのまま4台でデットヒートを繰り広げながらレースを展開。9分を過ぎたところでバトルも落ち着きを見せ、単独の6番手を走行。そのまま6位でヒート2をフィニッシュを迎えましたが、レース後に繰り上げで結果5位となった。
山本がホールショットを決めオープニングラップを制す。2周目、3周目とサイドバイサイドのトップ争いを繰り広げる。トップから3番手まで2秒以内という接近戦。4周目、山本は2番手でトップの走りを伺い、5番ポストで仕掛けトップへ浮上。そこからはレースをコントロールしトップフィニッシュ。
小島は良い蹴り出しを見せ、第1コーナーをアウトから攻め、オープニングラップを6番手で通過。6番手で安定したペースで周回を重ねレースを展開するが、終盤の6周目に1つ順位を下げ7番手へ。そのままヒート3をフィニッシュ。
スタートの混戦のなか上手くポジションをキープ、コーナーを抜けるごとに順位を上げ、オープニングラップを3番手で戻る。2周目には2番手に浮上。1位との差はあるものの、3番手との差を徐々に広げ、20秒以上の差で2位チェッカー。
オープニングラップを5番手でコントロールラインを通過するも前後1秒も差のない混戦状態。続く2周目のコース前半で4番手へ、3周目のリズムセクション入り口で仕掛け3番手へ。そのまま3番手で抜け出しヒート2のチェッカーを受け、ヒート1に続き表彰台を獲得。