ベルズレーシングベルズレーシングは、三重県鈴鹿市に拠点を置く、モトクロスチーム。

2020.10.05

全日本モトクロス 第3戦 スポーツランドSUGO!山本 鯨 今季3連勝で総合優勝を果たす。【決勝レポート】

10月4日、2020シーズン全日本モトクロス選手権 第3戦が開催され、IA-1クラスにてHonda Dream Racing Bells 山本 #400が総合優勝。Bells Racing 小島 #44が総合7位。IA-2クラスでは大城 #36が総合5位でレースを締めくくった。

決勝レースは、シリーズ初となる15分+1周の3ヒート制で行うトリプルヒートをIA-1クラスに導入。前日と同じく曇り空のベストコンディション。

IA-1 決勝レース

ヒート1

山本は好スタートを切り激しいバトルを繰り広げオープニングラップは2位で通過。2周目の中盤に先頭をいくライダーのインに入りトップに立つ。そのままリードを広げてトップでチェッカーを受けて3連勝となった。
小島も好スタート。オープニングラップは7番手で通過。トップグループとのタイム差もあり前のライダーに少しづつ離れされていきながらの走行でしたが、安定したタイムで周回を重ね、単独の7位でフィニッシュ。

ヒート2

イン側からスタートした山本は2番手の好スタート。4周目に山本がトップに立ちますが、6周目に転倒して3番手に後退。そのまま走り切り3番手でフィニッシュ。連勝は3でストップとなりました。
小島は好スタートを決め1コーナーに進入しましたが、後方のライダーと接触。他車のバイクと絡み最後尾へ。オープニングラップは12位で通過し、2周目は10番手 3周目は8番手 5周目には7番手 まで順調に追い上げてきましたが、最終ラップに1つ順位を下げ8番手でフィニッシュ。

ヒート3

西日が差す中、3ヒート目がスタート。

山本は珍しくスタートをミスしましたが、それでも4・5番手で1コーナーを駆け抜けます。オープニングラップを4番手で通過。前のライダーを攻略するのに時間を要し苦しい戦いとなる。それでも7周目で2番手に上がり、トップとの差0.4秒でフィニッシュとなった。
小島は好スタートで1コーナーに進入したが、イン側から来たライダーと接触し少し出遅れ、オープニングラップは7番手で通過。ミスもあり9番手に後退したが7周目にようやく8番手に順位を上げそのままフィニッシュとなった。

山本選手コメント

第3戦SUGO大会 3ヒート無事終わり、総合優勝を獲得できました。
ヒート2は、自分のミスで転倒し3位だったのですごく悔しい気持ちと、シリーズを考えた上では強く戦えたのではないかと、両方の気持ちがあります。シーズン中盤 残り2戦 気持ちを切り替えて全て勝つつもりで精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。

小島選手コメント

ヒート1・7位、ヒート2・8位、ヒート3・8位、ということで安定して総合7位でした。チームとしては、良い走りはできていると思いますが、まだまだ課題もありますので一致団結して頑張ります。次戦まで日が空きますが、また応援よろしくお願いします。

IA-2 決勝レース

ヒート1

IA2クラスは通常どおり30分+1周で行われた。予選トップの大城はグリッドをイン側選択。しかし、これが裏目に出てしまいオープニングラップはまさかの21番手で通過。7周目には9番手、10周目に7番手まで順位を回復させたが、それ以上の追い上げはならずそのままフィニッシュ。

ヒート2

ヒート1で出遅れた大城は2コーナーで2番手と好スタートをきめ、オープニングラップは3位で通過。
3周目2番手に順位を上げてトップを狙う展開に。8周目にトップとの差が一気に縮まるが、そこから思う様にペースが上がらずに9周目には再度3番手に後退。16周を走り切って今季2度目の表彰台を獲得した。

大城選手コメント

第3戦SUGO大会を終え、ヒート1・7位、ヒート2・3位と前回と同じ結果でしたが、前回より準備ができていただけにかなり悔しいレースとなりました。課題はたくさんあるので、次戦までに仕上げて勝てるように備えますので、応援よろしくお願いします。